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Camerata NAGANO/木管アンサンブル&室内オーケストラ

指揮者・音楽監督・トレーナーMATSUAHITA Isao

御法川 雄矢|MINORIKAWA Yuya/常任指揮者兼音楽監督

MINORIKAWA Yuya10歳よりヴァイオリンを始め、その後、ヴィオラに転向。1996年桐朋女子高等学校音楽学部入学とともに指揮をはじめる。
1999年桐朋学園大学音楽学部入学。在学中よりロイヤルチエンバーオーケストラのメンバーとして参加する他、2000年よりバンドネオン奏者小松亮太氏のライブ、レコーディングに参加。2001年3月「フランシス・プーランクの世界」(浜離宮ホール)「仮面舞踏会」を指揮し、池田智之、故田中雅仁らと共演する。同年12月には大学4年の若さで貞松・浜田バレエ団「くるみ割り人形(全幕)」関西フィルハーモニー管弦楽団指揮しデビューする。また、村上弦一郎氏(ピアニスト)と共に「GEN室内楽団」を立ち上げる。
2003年桐朋学園大学音楽学部卒業。2005年9月貞松・浜田バレエ団「眠れる森の美女(全幕)」大阪シンフォニカー交響楽団(現・大阪交響楽団)を指揮。12月には井上バレエ団「くるみ割り人形(全幕)」でロイヤルメトロポリタン管弦楽団指揮。
2009年2月NHK交響楽団入団。2010年には急遽堤俊作氏の代役として静岡交響楽団第44回定期演奏会を指揮し成功を収める。2012年2月第33回全道バレエフェスティバルインサッポロ「ラ・シルフィード(全幕)」で札幌交響楽団を指揮する。同年10月ハーモニーホール座間・日本の名作曲家シリーズVol.1「冨田勲の世界」で源氏物語幻想交響絵巻(2014年完全版)を初演し大成功を収め冨田氏から絶大な信頼を受ける。(ロイヤルメトロポリタン管弦楽団)2016年1月(公社)日本バレエ協会関東支部神奈川ブロック第32回自主公演「白鳥の湖(全幕)」(俊友会管弦楽団)、同年12月井上バレエ団12月公演「くるみ割り人形(全幕)」にてロイヤルチェンバーオーケストラを指揮。2017年1月(公社)日本バレエ協会関東支部神奈川ブロック第33回自主公演「ライモンダ」3幕より祝典の場/「コッペリア(全幕)」(俊友会管弦楽団)等、多くのバレエ公演を指揮する。
指揮を故堤俊作氏に師事、ヴァイオリンを市川映子、ヴィオラを故江戸純子、室内楽を故青木十良、岩崎淑、各氏に師事。N響団員をはじめロイヤルチェンバー/ロイヤルメトロポリタン管弦楽団員、GENチェンバー団員・マネージメント、小松亮太オルケスタ・ティピカ等のメンバーとして活動。
その他数多くのレコーディングやスタジオミュージシャンとして幅広い活動を繰り広げている。


松下 功|MATSUSHITA Isao/前:常任指揮者兼音楽監督

MATSUSHITA Isao当団音楽監督の松下功先生は、2018年9月16日急逝されました。
心からご冥福をお祈りいたします。


東京藝術大学及び同大学院修了後、ベルリン芸術大学で研鑽を積む。日本音楽コンクール作曲部門入賞、ドイツ・メンヒェングラードバッハ市国際作曲コンクール第1位、第7回入野賞受賞。「World Music Days グラーツ大会・香港大会・メキシコ大会」、「ベルリン芸術祭」、「アジア音楽祭」等、多くの音楽祭でその作品が演奏される。1996年北京において「松下功管弦楽作品演奏会」が開催される。2000年(ベルリンフィル・サマーコンサート2000)和太鼓協奏曲「飛天遊」がケント・ナガノの指揮で演奏され、25,000人の聴衆から絶賛される。
 作曲・指揮・音楽企画など幅広く活動し、「アジア音楽祭2000in横浜」、「アジア音楽週間2003in東京」の実行委員長を務める。アジアの現代音楽に詳しく、アジア各地の作曲家との交流も深い。指揮者としても古典から現代までは幅広いレパートリーを持ち、札幌交響楽団、上海交響楽団、東京フィルハーモニーなど、各地のオーケストラを指揮している。
 長野においては、長野冬季オリンピック公式文化プログラム・オペラ「信濃の国・善光寺物語」、オリンピック開閉会式選手入場の音楽「信州民謡パラフレーズ」を作曲したほか、善光寺「第九奉納演奏会」、白鳥バレエ団「白鳥の湖」・「コッペリア」公演を指揮、2004年11月には白鳥バレエ団委嘱によるバレエ「戸隠物語」の作曲・指揮、2006年10月には八幸会委嘱による邦楽合奏とオーケストラのための「誘いの舞」を八幸会とカメラータ・ナガノにより初演し好評を博す。
 東京藝術大学演奏芸術センター教授、アンサンブル東風代表、文京区民オーケストラ指揮者、カメラータ・ナガノ音楽監督兼常任指揮者。

松下 功|Isao MATSUSHITA (松下功ホームページ)

傳田 高廣|DENDA Takahiro/トレーナー

DENDA Takahiro長野市出身。武蔵野音楽大学クラリネット科卒業。千葉国夫、村井裕児各氏に師事。在学中の1972年NHK毎日コンクール入選。ドイツの国立ケルン音楽大学に入学し、フランツ・クライン氏に師事。

1975年バーゼル音楽院に入学、ハンス・ルドルフ・シュタルダー氏に師事し卒業。ソリスト・ディプロマを取得。帰国後ドイツ・バッハゾリスデン、仏リヨン管弦楽団、ライプツィヒ弦楽四重奏団、コチアンカルテット、ウイーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団など国内外の演奏家と共演。

長野市にて、サイトウ・キネン・オーケストラ首席クラリネット奏者カールライスター氏と共演。待望の初アルバム「ブラームス・クラリネットソナタ」を発売。

山上 貴司|YAMAGAMI Takashi/トレーナー

YAMAGAMI Takashi長野市生まれ、東京芸術大学卒業。同大学院修了。ファゴットを霧生吉秀、三田平八郎、アルベルト・ヘニゲの各氏に師事。室内楽を海鋒正毅、中川良平の両氏に師事。音楽学を大宮眞琴氏から教示を受け、18世紀の音楽(特にハイドン)に造詣が深い。
 1976年渡辺暁雄氏指揮の芸大オーケストラとモーツァルトの協奏曲を共演。1978年夏、軽井沢音楽祭にて東京ゾリステンとモーツァルトの協奏曲を共演。1984年長野市にて、1994石橋メモリアルホールにて、1996年、1999年カザルスホールにて、2005年大泉ゆめりあホールにて、2006年アメリカ、インディアナ州マンシーのボールステイト大学における国際ダブルリード協会の総会にてリサイタルを催し好評を博す。1995年夏、志賀高原音楽祭にて元ベルリンフィル首席オーボエ奏者のローター・コッホ氏とモーツァルトの『13管楽器のためのセレナーデ』を共演。2007年ニューヨーク州イサカのイサカ大学における国際ダブルリード協会の総会においてリードメイキングのレクチャーを行い好評を得る。また、長年手掛けているアマチュアオーケストラや、市民オーケストラの指導及び指揮に定評があり、現在も多くの大学の学生オーケストラや市民オーケストラの指導、指揮を行う。
 現在、東京都立芸術高校音楽科講師、日本ファゴット(バスーン)協会理事、信州まきたばの会代表。クロアチア音楽協会名誉会員。国際ダブルリード協会会員。